プレスリリース

『スマホ時代の哲学』で大注目の著者による、まったく新しい哲学入門書が刊行

リリース発行企業:株式会社KADOKAWA

情報提供:

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、2026年10月21日(水)に谷川嘉浩『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』(博報堂 人材開発室、博報堂ケトル監著)を刊行します。『スマホ時代の哲学』や『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著)が話題を呼んだ気鋭の哲学者による待望の最新作は、哲学と日常を接続するまったく新しいタイプの入門書です。これを記念して、トークイベントの開催も決定しました。

先が見えない不確実性の時代を生き抜くための教養として、哲学をはじめとする「人文知」が注目を集めています。しかし、人文知は、身に着ければすぐにビジネスに「役立つ」スキルのようなものではありません。むしろ大切なのは、安易な「答え」に飛びつかず、不明瞭で複雑な未知を探究しつづけることです。
そうした哲学の考え方を学ぶための最良の一冊、谷川嘉浩『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』(博報堂 人材開発室、博報堂ケトル監著)が10月21日(水)に刊行されます。



著者は、『スマホ時代の哲学』で注目を集める気鋭の哲学者・谷川嘉浩氏。著者は、博報堂社内で「哲学ゼミ」を立ち上げ、16名の悩める社会人たちとともに、「言葉」「家」「幸福」「時間」という4テーマをめぐって、哲学的な観察と対話を実践しました。
そのエッセンスを詰め込んだ本書は、哲学と日常を接続するまったく新しい入門書です。



書籍化にあたり、大幅な加筆修正を行うとともに、ゼミ内で紹介したブックガイドを再編集、哲学を学ぶためのヒントをまとめたコラムを追加しました。さらに巻末には、クリエイティブディレクターで本屋大賞の立ち上げに参画した嶋浩一郎氏との対談を収録しています。

【勅使川原真衣氏推薦!】

「「わかる」ために哲学はない。働き、迷い、生きるために「使う」。こんな哲学を待っていた。」



【刊行記念トークイベント開催決定!】

《“社会人”のための詩と哲学》
11/1(日)19:00〜21:00
於 下北沢 本屋B&B(https://bookandbeer.com/)
登壇者:谷川嘉浩、上坂あゆ美(歌人・文筆家)
詳細:https://bookandbeer.com/event/20261101
オンライン配信、アーカイヴあり

【内容紹介】

ぼんやり憂鬱な日々に疲れて、すこし息苦しく感じているあなたに――
現代は「答えのない時代」ではなく「迷いのない時代」だ。社会には「答え」のような顔をした言葉が溢れていて、私たちはついそうした言葉に引き寄せられ、「迷うこと」を止めてしまう。しかし、社会の不安定性や見通しの悪さ、寄る辺ない心に巣食う不安と憂鬱は、即座の判断、一面的な見方、借り物の言葉、手軽に身につく教養では対処できない。安易な「答え」に飛びつかず、不明瞭で複雑な未知を探究するには?
『スマホ時代の哲学』で大注目の新鋭が、16人の悩める社員たちと「哲学ゼミ」を立ち上げ、4つのテーマをめぐって哲学的な観察と対話を実践する。

【目次】

はじめに
第1部 言葉
 対話篇 何でも「言語化」はよいこと?
 COLUMN 哲学のガイドとして注意した三つのこと
第2部 家
 対話篇 居心地いい場所、どう作る?
 COLUMN 迷いの哲学、あるいはC. S. パースの「疑い」について
第3部 幸福
 対話篇 私たちの「幸せ」はどこに?
 COLUMN 実存哲学の復権
第4部 時間
 対話篇 「自分の時間」があればいいのか?
 COLUMN もう少し哲学を学んでみたくなったら
巻末対談――谷川嘉浩×嶋浩一郎

【書誌情報】

書名:『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』
著者:谷川嘉浩
監著:博報堂 人材開発室、博報堂ケトル
発売日:2026年10月21日
価格:2,200円(本体2,000円+税)
ISBN:9784048117593
発行:株式会社KADOKAWA
Amazonページ:
https://www.amazon.co.jp/dp/4048117599

【著者プロフィール】

[著者]
谷川嘉浩(たにがわ よしひろ)
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科専任講師。専門はアメリカ哲学。哲学を中心にしつつも、メディア論・社会学など分野横断的な研究を行っている。本書のもとになった研修など、企業ともたびたび協働する。著書に『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)、『鶴見俊輔の言葉と倫理』(人文書院)、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著、ちくま文庫)、『はたらく人文知』(共著、光文社)などがある。
[監著]
博報堂 人材開発室(はくほうどう じんざいかいはつしつ)
博報堂および博報堂DYグループの人材開発/組織支援に取り組む。「人と組織を育て合う風土を、豊かにたがやす」を合言葉に、多種多様な育成施策を推進する。
博報堂ケトル(はくほうどうけとる)
2006年に創業したクリエイティブカンパニー。戦略立案から実行まで、既存の広告の枠組みにとらわれない「手口ニュートラル」な発想で事業成長を支援する。