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京都・泉涌寺で朝がゆ付き「朝参り」始まる 楊貴妃観音堂で朝のお勤め

まだ誰もいない境内を僧侶が案内する様子

まだ誰もいない境内を僧侶が案内する様子

 泉涌寺(京都市東山区泉涌寺山内町)で9月5日、朝のお勤めや僧侶による境内案内、朝がゆを組み合わせた「朝参り」が始まった。
 同企画は、心身の健康を整える「ウェルネス」への関心が高まる中、9月に実施される厚生労働省の「健康増進普及月間」「食生活改善普及運動」に合わせたもの。通常の拝観時間前の静かな境内で、朝のお勤めと朝がゆを通して心と体を整える時間を提案する。参加者は朝8時に集合し、普段は入ることのできない楊貴妃観音堂の内陣で、僧侶と共に朝のお勤めを行う。
 お勤めでは、開経偈(かいきょうげ)、観音経偈文(かんのんぎょうげもん)、般若心経を読経。その後、僧侶の案内で朝の境内を巡り、建物や寺の歴史について説明を受ける。
 楊貴妃観音堂には、楊貴妃が好んだと伝わるライチにちなみ、京都の金平糖(こんぺいとう)専門店「緑寿庵清水」が作るライチの金平糖を供えている。朝のお勤めでは参加者と共に金平糖にも手を合わせ、お勤め後には授与品として参加者に渡される。
 境内を巡った後は朝がゆを提供。食事の前には僧侶が「いただきます」という言葉に込められた意味について説明し、参加者全員で手を合わせてから、かゆと精進料理の小鉢などを味わった。
 初日は満席となった。参加者からは「朝がゆが胃に優しくて、おいしかった」「すがすがしい朝を迎えられた」などの声が聞かれた。
 今後の開催は、9月12日・13日・19日・20日・21日を予定する。各日8時から。志納料は1人5,000円。定員は各日24人。申し込みは専用フォームで受け付ける。

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