丸太町から三条にかけての鴨川河川敷で12月23日、「サンタマラソン」が行われた。主催は「サンタクロースになろう会」。

「朱美ちゃん」サンタ

　13回目となる同イベント。サンタやトナカイに扮（ふん）した選手およそ120人が鴨川の河川敷片道およそ1キロのコースを100分間、それぞれのペースで走った。楽器を持ったサンタもクリスマスソングを奏でて声援を送った。中には「ダメよ～ダメダメ」のフレーズが流行した日本エレキテル連合のお面をかぶったサンタも。

　昨年に続いて網走から参加した漁師の内藤秀紀さんは「大きな大会にも出ているが、サンタマラソンは小さな子どもも参加できて手作りの大会の温かみが感じられる。（漁師にとって）11月～1月の3カ月は短いオフシーズン。京都の観光と共にこれからも参加したいと思っている」と話していた。

　昨年、ランナーとして参加した台湾出身の王嘉東さんと張維倚さん一家は、今年はスタッフとして参加。周回のチェック役を買って出た。「ランナーの方がスタッフとして大会を一緒につくってくれるのは本当にうれしい」と1回目から参加した「ひで」さんは話す。