新京極蛸薬師に4月25日、京都で初のスープ専門店「サンドリヨンズスープ」（京都市中京区蛸薬師通新京極東入裏寺町、TEL 075-255-7628）がオープンした。

　ヘルシー志向が定着する中、「京都にスープ専門店がない」ことに着目した同店。店名の「サンドリヨン」はフランス語で「シンデレラ」を意味し、内装も女性向けに「シンデレラの世界」をイメージした。店舗面積は10坪、席数は8席（テーブル2席、カウンター6席）。

　和洋中のジャンルを問わないさまざまな種類のスープ（レギュラーサイズ＝500円、スモールサイズ＝380円）を、季節に応じて提供する。「とってもかぼちゃスープ」や「オマール海老のビスク」など、「おなかが満たされるようにスープの具にはこだわった」と店主の川端さん。「レギュラーセット」（650円）にはレギュラーサイズのスープと、「パン屋さんにお願いして作ってもらった」というオリジナルのソフトフランスパン（単品160円）または白ゴマごはん（160円）が付く。自家製の野菜カレー（単品650円）とスモールサイズのスープが付いた「カレーとスープのセット」（1,000円）や、氷自体に味がついている「クラッシュド」ドリンク（350円）などのデザートメニューも展開。価格帯は、同店の周辺店舗に合わせて「かなり抑えた」という。

　「もともとは女性をターゲットにしていたが、実際にはビジネスマンや外国人の利用も多い」と川端さん。「関東ではすでに『スープ専門店』が浸透しているが、京都や周辺地域にはまだ広まっていない。今後、当店から地域に向けても『スープ専門店』を発信していけたら」と意気込む。

　営業時間は11時～20時。テークアウトも受け付ける。