元離宮二条城が7月15日から、通常一般非公開の「香雲亭」（京都市中京区堀川西入二条城町）で朝食の提供を行う。

　改修工事を終えた二の丸御殿の「『式台の間』特別入室」が7月24日から始まること合わせて行行う同企画。京都市元離宮二条城事務所の担当課長の式部圭さんによると、コロナ禍の時期では座席数を減らし、アクリル板を立てる、て二酸化炭素濃度のモニタリングを行うする、といった対応をしたが、今回はからコロナ禍前のスタイルに戻った戻したという。

　料理は「京料理 いそべ」が担当し、くみ上げ湯葉のかゆにゆばの揚げ浸しやゆばサラダなどをが入っれた「京のゆば粥御前」に「鱧（ハモ）おとし」といったなど季節の一品がを付くける。8月1日から～8月15日は「二条城行幸御献立絵図」に「鴫壺（しぎつぼ）」という料理にルーツを持つ「しぎ焼き」をアレンジした「賀茂なすのしぎ焼き」なども、二条城にゆかりのある徳川家や宮廷文化にちなんだ料理を用意する。

　京都市元離宮二条城事務所の担当課長の式部圭さんは「香雲亭からは二の丸御殿『台所』の煙抜きの建物が見える。当時の人はどんなものを食べていたのだろうと思いを馳はせながら楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は9時15分～。料金は4,200円。電話による事前申し込み制（申し込み多数の場合抽選）。京料理いそべ（TEL 075-551-1203）で受け付ける。電話受付時間＝10時30分～15時）。9月30日まで。