京都水族館の「からす」のひなが生後1カ月経過、体重測定の結果は?

生後36日を迎えるひな

生後36日を迎えるひな

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 4月は学校や企業で健康診断が行われることが多い中、京都水族館(京都市下京区観喜寺町)のケープペンギン「からす」のひなの体重測定が4月6日、行われた。

ふ化直後のひな

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 京都水族館のペンギンには京都の通りの名前が付けられており、雄のペンギンの「からす」は烏丸通に由来する。からすは「さんじょう」の側で寝たり、後を追いかけたりするほどお兄ちゃんが大好き。長く雌に興味を持たなかったが、昨年「てら」とつがいになり、3月2日にひなが66.4グラムでふ化した。

 3月18日の体重測定はまだ小さかったのでキッチンスケールで行ったが、4月6日の測定では体重計に乗って計測。この日の体重は2234グラムで2キロを突破。「順調に大きくなっている。ここまで大きくなると心配することも少ない」と飼育スタッフも笑顔を見せる。今は綿羽(めんう)とよばれるフワフワした毛に覆われているが、しばらくするとこれが抜けていくという。同館では体格や、綿羽の抜け具合を見て泳ぎの練習をさせるという。

 飼育スタッフの明石富美子さんは「以前は巣箱の奥にしかいなかったが、前に出てきたり外に出てきたりすることもあった」と成長ぶりを説明。巣箱の掃除の間、広報担当の蔵敷さんは、コンテナの外に出ようとせわしなく体をバタつかせるひなに手を焼きつつも「生まれたときはあんなに小さかったのに、ここまで大きくなった。今までの子よりも元気でワンパク」とひなの成長を喜ぶ。

 開館時間は10時~18時。入館料は、一般=2,050円、大学・高校生=1,550円、小・中学生=1,000円ほか。

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