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京都のアンティーク店が老舗唐紙店「唐長」とコラボ ルネ・ラリック中心に

ルネ・ラリックの花器に唐長の文様「木瓜唐草」

ルネ・ラリックの花器に唐長の文様「木瓜唐草」

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 ヨーロッパのグラスやランプなどのガラスのアンティークを中心に扱う「ギャルリー田澤」と「ダ・コテ」(京都市中京区木屋町二条西入る、TEL 075-231-8700)で4月7日、「アンティークと唐長の世界」展が始まった。

千田夫妻とギャラリーの生駒さん

 唐長は、約400年の歴史を持つ唐紙の店。現在も代々受け継がれた版木を用いて手刷りされた唐紙は、寺社などにふすまや壁紙として納められている。近年は、唐紙を使ったコースターや絵はがき、ランプシェードなどの雑貨やインテリアなども展開している。

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 展示では唐長11代目・千田堅吉さんの唐紙と妻の郁子さんが特に愛好するフランスのルネ・ラリックのガラス器を中心に展開。店内の茶室の床には、濃紺に金や緑のシダが舞う唐紙のタペストリーが掛けられ、ガラスの器にはシダが生けられているなど和魂洋才のしつらえが設けられた。

 「牡丹唐草」の文様にダリア模様のランプや、シノブという植物が描かれた重箱に、シダが象られたガラス食器など、日本とヨーロッパで似た意匠が見られる。これは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本に影響を受けた意匠のガラスが多く作られるようになったため。

 千田堅吉さんは「唐長の文様の中にはケルトの古い文様にルーツがあるものがある。これは、ヨーロッパからシルクロードを通り中国、そして日本にもたらされたから。そして19世紀には、日本の文化がヨーロッパで大きな影響を与えた。長い時間をかけて互いに刺激し合ってきた両者が出合った」と説明する。

 「田澤さんのギャラリーとは、結婚後、堅吉さんの後ろに付いていた時にこの素敵な空間に感激してから30年以上のお付き合い。だからこそ互いに理解を深め合い育ててきた関係の結果として、唐紙とアンティークがここまでピタッと合った空間ができあがったと感じる。たくさんの人にご自分の目で確かめてもらえたら」と郁子さん。

 営業時間は11時~16時。月曜定休。4月22日まで。

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