京都を中心に活動するアート集団「0000（オーフォー）」をモデルにしたBL絵画展｢0000!OH,HOT!0000BL Anthology｣が1月13日、東京・中野のギャラリー「Hidari Zingaro」で始まった。

　昨年12月からスタートした「0000 Fest」第4弾となる同展。0000の4人をBL（ボーイズラブ＝男性同士の恋愛もの）と絡めて制作された漫画や絵画を展示するほか、同人誌「0000 For All!」を販売する。

　同人誌の制作を手がけた幕野まえりさんは、0000と知り合ったころから周囲と「0000って萌える」という話をしていく中で漫画やイラストで表現するようになったという。「やはり本人の承諾を得た方がいいのでは」と、4人に許可を求めたところあっさり快諾。作品は個人で販売する予定だったが、0000側から同展への出品を持ちかけられたという。

　出来上がった同誌を本人たちに読んでもらうと、「俺がこんな風に見えていたのは知らなかった」と口をそろえたという。メンバーの一人、緑川雄太郎さんからは「よく練られているね」と言われたとも。

　同誌では、メンバーそれぞれの持つ「0000萌え」を表現した。作品内の設定では、緑川さん＝「ヘタレなツッコミ」、谷口創さん＝「アニメや女の子大好きな、ゆるふわおしゃれオタク」、Nam HyoJunさん＝「常にドヤ顔のおれ様」、Kim okkoさん＝「いつもにこにこしている癒やしキャラなのにたまに毒を吐く腹黒キャラ」。「女の子が見て楽しい展示で、一緒に萌えてもらえたら」と幕野さん。

　最終日の16日15時から、「Nemos Zingaro」（東京都中野区）で「ボーイズラブ勉強会」も開く。

　営業時間は12時～19時。今月18日まで。