京都・東山の三条通り沿いにある「ギャラリーはねうさぎ」は、3月2日、同ギャラリー向かいに新スペース「room4」（京都市東山区三条通神宮道、TEL 075-761-9606）をオープンした。

　元はカフェだった場所を改装した同スペース。面積は9坪ほどで、使用料は1週間8万円。映像作品を中心に写真など自由な展示に利用できる。今月16日には、「ギャラリーはねうさぎ」内にインディーズCD作品を発表する場として「はねうさぎ音楽室」も新設。インディーズのみのCDを並べ、プレーヤー2台を置き、自由に視聴できる。参加料は1カ月3,000円。

　フランス・モンマルトルのシャンソン酒場「LAPIN AGILE（ラパンアジル＝日本語で「はねうさぎ」の意味）の空間を理想とし、そこに飾られた絵のうさぎを同ギャラリーのロゴモデルにしている。

　ギャラリー・オーナーの巽育子さんは「音楽室に50人ほどのインディーズCDが集まったら、今回オープンした新スペース『room4』へ移設しようと思う」と、新たに生まれた「room4」に対して、理想の空間づくりを語る。

　現在、「room4」では森口ゆたかさんの企画展「光の刻-hikari no toki-」を開催中。今月28日まで。

　開廊時間は12時～19時（日曜は17時まで）。月曜休廊。入場無料。