祇園祭の「黒主山」、今年もグッズ発売へ-真っ黒なあぶらとり紙も

祇園祭の「黒主山」が14日よりオリジナルグッズを販売する。今年の新商品は真っ黒なあぶらとり紙

祇園祭の「黒主山」が14日よりオリジナルグッズを販売する。今年の新商品は真っ黒なあぶらとり紙

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 祇園祭に登場する山鉾の一つで、六歌仙の大伴黒主が桜を見上げる姿を表したとされる「黒主山」(京都市中京区室町通三条下ル)は新商品を含めたオリジナルグッズを7月14日より、販売する。

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 同山のグッズは名前にちなんで「黒」にこだわっているのが特徴で、「黒主おたべ」(650円)や象形文字「黒」のロゴ入り「Tシャツ」(1,500円)、「うちわ」(400円~)などを販売する。昨年は、黒糖入りの生麩を入れた、「食べられる粽(ちまき)」(1,000円)を初めて販売し話題を集めた。各山鉾町の粽(ちまき)は厄除けを目的にしたもので食べることはできないが、毎年「食べられるもの」と勘違いする人が多いことから商品化を決めたという(同山町)。

 毎年「今年はどんな黒シリーズが登場するのか」と期待する人も多く、今年の新商品は真っ黒の「竹炭入り あぶらとり紙」(300円)。紙には赤字で「黒主山」のロゴが散りばめられている。竹炭が配合され皮脂を吸っても透けず「好評」(同山町)だという。

 販売は14日~16日、同山町会所で行う。オリジナルグッズのほか、今年も食べられる粽(ちまき)を増量して販売する。

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