
オープン初日の様子
着物の廃棄・文化継承という課題に「かわいい」というポジティブな入り口から向き合うMimirin。
24歳の代表・市川未菜が約一年前に構想したブランドは、クラウドファンディングで目標110%を達成し、2026年8月8日、京都・祇園に初の実店舗をオープンしました。

小紋や紬、振袖などさまざまな着物から作られたティディベアたち
「伝統を手のひらへ。」Mimirinは、「伝統を手のひらへ。」をコンセプトに、役目を終えた着物をテディベアなどの新しい形へと生まれ変わらせるブランドです。
目指しているのは、着物を単にリメイクすることだけではありません。「かわいい!」という気持ちで手に取ったものが、実は日本の伝統文化から生まれていた。
そんな偶然の出会いをきっかけに、これまで着物に馴染みのなかった国内外の人々にも、日本文化をもっと身近に感じてもらうことを目指しています。着物を「着るもの」としてだけではなく、「手に取るもの」「贈るもの」として未来へつないでいく。
それがMimirinの目指す新しい文化継承のかたちです。
「着る文化」から「手に取れる文化」へ着物は、長い歴史の中で日本人の暮らしや人生の節目に寄り添い、日本文化を象徴する衣服として受け継がれてきました。
一方で、ライフスタイルの変化とともに、着物を日常着として着る機会は少なくなっています。
現在では、成人式や結婚式など、人生の節目に数回袖を通すものとなり、着用される機会を失った着物も少なくありません。
代表の市川が注目したのは、
「着物を、もう一度日常の中で愛される存在にできないか」
という視点でした。
そこで辿り着いたのが、国籍や世代を問わず親しまれている「テディベア」という形です。
日本の伝統文化を、もっと気軽に、もっと身近に。Mimirinは、テディベアという親しみやすい存在を通じて、着物文化との新しい出会いをつくります。


京都
日本文化×サステナビリティMimirinの事業の根底にあるのは、「日本文化」と「サステナビリティ」という2つの視点です。
代表の市川は、明治大学国際日本学部で日本文化を学んだ後、スウェーデンのLund Universityでサステナビリティを専攻しました。異なる環境で学んだ「日本文化」と「持続可能性」。
この2つの学びを掛け合わせた事業を立ち上げたいと考えていた市川は、数年前に母親が着付け師の仕事を始めたことをきっかけに、着物が十分に活用されないまま廃棄されている現状を知りました。
「日本の大切な文化を残しながら、着物をもう一度誰かに愛されるものにしたい。」
その想いから、Mimirinの構想が始まりました。
同じ着物から作っても、同じティディベアは2度と生まれない
Mimirinのテディベアは、一体一体、着物の生地や反物を使用して製作されています。
同じ一着の着物から作ったとしても、どの部分を切り取って使用するかによって、柄の出方や色の配置が変わります。
そのため、一体一体の表情や印象が異なり、全く同じテディベアは存在しません。
さらに、お客様の大切な着物を使用したオーダーメイドにも対応。
思い出の詰まった着物を、これからも長くそばに置いておける新しい形へと生まれ変わらせます。
京都旅行の思い出としてはもちろん、誕生日、結婚、出産、長寿のお祝いなど、大切な人への「意味を持ったギフト」としても展開しています。
着物の文様に込められた想いも、未来へ

Mimirinが大切にしているもう一つの特徴が、着物に描かれた「文様」です。
日本の着物に用いられてきた文様には、古くからさまざまな願いや意味が込められてきました。
例えば、
桜:新たな門出や春の訪れ
麻の葉:健やかな成長や魔除け
菊:長寿や高貴さ
など、それぞれの文様に願いが込められています。
Mimirinでは、こうした文様が持つ背景や意味にも目を向け、テディベアやギフトを通して、その想いまで次の世代へ届けることを大切にしています。
「小学校に入学する娘に、桜のテディベアを。」
「友人の出産祝いに、麻の葉のテディベアを。」
「祖父の誕生日に、菊のテディベアを。」
贈る相手への想いに合わせて、文様の意味からテディベアを選ぶ。
Mimirinは、ただ「かわいい」だけではない、背景に物語を持つギフトを提案します。

クラウドファンディングは目標110%を達成。52人とともに始まった京都店。京都店のオープンに先立ち、MimirinはCAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しました。
「日本が抱える着物の廃棄や文化継承という課題を、『かわいい』というポジティブな力から変えていきたい。」
そんな想いを掲げたプロジェクトには、全国から52人が参加。
目標金額500,000円に対し、550,050円の支援が集まり、達成率110%で終了しました。
多くの方から寄せられた応援を力に変え、2026年8月8日、京都・祇園にMimirin初の実店舗が誕生しました。
(かわいい!から始まる着物再生プロジェクト)
京都・祇園から、日本全国、そして世界へ
Mimirinは、京都・祇園の一号店を第一歩として、今後、日本全国の観光地への店舗展開、そして海外への展開を目指しています。
京都を訪れた国内外のお客様が、Mimirinのテディベアをきっかけに日本文化に興味を持つ。
そして、旅の思い出や大切な人への贈り物として、着物の物語を持ち帰る。
そんな新しい文化体験を、京都から世界へ届けていきます。
Mimirinが成長することで、役目を終えた着物が新たな価値を持って生まれ変わる機会を一枚でも多く増やすこと。そして、「日本の文化を未来へ残したい」と思う人を一人でも増やすこと。
それがMimirinの目指す未来です。
「伝統を手のひらへ。」
日本の伝統文化を、もっと身近に、もっと自由に、次の世代へ。
Mimirinは、着物から新しい物語を紡いでいきます。
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店舗概要
店舗名: Mimirin [Kimono Teddy Bear Shop] 京都店
オープン日: 2026年8月8日
所在地: 京都府京都市東山区三吉町334 SRSX 1階南
取り扱い商品: 着物テディベア、着物アップサイクルギフト、オーダーメイド商品等
公式サイト: https://www.mimirinkimono.com
Instagram: @mimirin.kimono
会社概要
会社名: Mimirin株式会社
代表取締役: 市川 未菜
設立: 2026年3月
事業内容: 着物アップサイクルブランド「Mimirin」の企画・運営、商品販売、オーダーメイド受注製作