マンガミュージアムで「ガンダム展」-実物大「コアファイター」など

京都国際マンガミュージアムで、10日よりアニメ「機動戦士ガンダム」の展覧会「GUNDAM~来たるべき未来のために~」が始まった。

京都国際マンガミュージアムで、10日よりアニメ「機動戦士ガンダム」の展覧会「GUNDAM~来たるべき未来のために~」が始まった。

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 京都国際マンガミュージアム(中京区烏丸通御池上る、TEL 075-254-7414)で2月10日より、アニメ「機動戦士ガンダム」の展覧会「GUNDAM~来たるべき未来のために~」が開催されている。

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 同展では、ガンダム世代のアーティストらが、ガンダム作品の根底にある未来へのメッセージを「戦争」「進化」「生命」をテーマに、映像、インスタレーション、写真などで表現するもの。展示数は20点。「アムロ・レイ」の声優の古谷徹さんと「シャア・アズナブル」の声優の池田秀一さんの解説を聞きながら鑑賞することもできる。

 作品は、実物大の「コアファイター」や全長10メートル、重さ1トンの像になっているアニメキャラクター「セイラ・マス」、「スペースコロニー」の再現実験を試みるビニールハウス、「『ニュータイプ』適性検査」など、アーティスト自身もガンダムファンであることがうかがえるものばかり。

 同展は京都が国内最後の開催となるもので、少年期に「機動戦士ガンダム」に夢中になった30代後半~40代前半の父親世代が家族連れで訪れることが予想され、期間中3万人の来場者を見込んでいるという。

 オープニング前の2月9日に行われた記者会見には、原作者でありアニメ総監督の富野由悠季さんなどが出席し、「『ガンダム』はアニメから出発したが、マンガやアニメをベースに新しい表現が生まれつつあるのを実感している。『ガンダム』を通して京都に来ることができてうれしい」と話していた。

 入館料は、大人=1,500円ほか。10時~20時(入館は19時30分まで)。水曜休館。3月25日まで。

京都国際マンガミュージアム

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