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祇園のラーメン店が「半兵衛麸」とコラボ つけ麺ならぬ「つけ麸・つけ湯葉」提案

生湯葉や生麸が入ったつけ麺

生湯葉や生麸が入ったつけ麺

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 祇園にあるラーメン店「祇園麺処むらじ」(京都市東山区清水町、TEL 075-744-1144)が10月13日、湯葉や生麸を入れた「つけ麺」の提供を始めた。

秋野菜と生麩・生ゆばのつけ麺~柚子を添えて~

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 1日20食限定の同メニューは「秋野菜と生・生ゆばのつけ麺~ゆずを添えて~」(1,296円)。同店ではこれまで、季節ごとに「1杯で京都の歴史を知る」をテーマに京都の老舗店とコラボメニューを提供している。4回目となる今回は創業300年を超える「半兵衛麸」(下京区)と共に、小麦由来のタンパク質でできた「生麸」や、豆乳を加熱してできる膜を引き上げて作る「生湯葉」を入れたつけ麺を考案した。

 つけ汁は、タマネギ加えた鶏白湯スープに魚粉を掛ける。サツマイモ、だしで炊いたかぶら、白菜、シメジ、鶏チャーシューなどのほか、半兵衛麸が選んだ「粟麸(あわふ)」と「黒ごま麸」、生湯葉をトッピングする。味の変化を楽しめるようユズのペーストも添える。

 店長の連(むらじ)恭子さんによると、生麸は提供前にバーナーであぶったり、湯通ししたりすることで食感がよくなるという。揚げるとふくらむ紅葉の色や形をした麩「吹き寄せ」は半兵衛麸からの提案で加えた。

 連さんは「当店はレモンラーメンが人気だが、見た目だけでなく、湯葉を汁につける食べ方も楽しんでほしいとつけ麺にした。『生麸って何?』というお客さんの疑問が、もちっとした食感やつるりとした舌触りなどを知ることで、発見や驚きに変われば」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時~22時。土曜=11時30分~22時、日曜・祝日=11時30分~20時。11月30日まで。

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