京都・北山通にある北山ウエディングストリート（京都市左京区）で6月22日、省エネや環境問題について考えるイベント「100万人のキャンドルナイト 2007 夏至」が開催される。

　「100万人のキャンドルナイト」は、「でんきを消して、スローな夜を。」を合言葉に、100万人のキャンドルナイト実行委員会（東京都港区）が中心となって市民・企業・政府が連携し、消灯を呼びかけているムーブメント。毎年、夏至と冬至に呼びかけ、全国でさまざまなイベントを開催している。今年は6月22日～6月24日の3日間、 20時から22時まで実行委員会と環境省が連動して消灯を呼びかける。

　今回で8回目の開催となる北山ウエディングストリートでは、「北山ル・アンジェ教会」「京都ノーザンチャーチ北山教会」「Guest House（ゲストハウス）北山倶楽部」「La Pineta（ラピネータ）＆Wine・Cafe Pino（ワインカフェピノ）」の4つの施設をキャンドルデコレーションで装飾・ライトアップし、20時から10分間一斉消灯する。北山ル・アンジェ教会では、消灯している間に牧師より家族をテーマにした話や、キャンドルに願いを込めてガーデンの好きな場所に置く催し「お願いキャンドル」も行う。

　来場者の年齢層は幅広く、イベント開催時のみ装飾するキャンドルデコレーションを見るため、毎年訪れる人が増えてきているという。教会関係者は「普段、教会に足を踏み入れることのない方にも是非来ていただきたい。この機会にいつもとは違うひとときを過ごしていただければ」と話している。今後も開催予定。

　北山でのイベント開催は22日のみ。開催時間は18時から20時30分まで。入場無料。

100万人のキャンドルナイト