「京都 知恵と力の博覧会」今秋開催へ-京都の底力を発信

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 京都府や京都市、京都商工会議所などでつくる「京都 知恵と力の博覧会推進協議会」(京都市中京区)は10月10日から12月20日までの72日間、「京都 知恵と力の博覧会 ~発信!“京の底ぢから~」を開催する。

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 同事業は、観光需要の創造・環境との共生・雇用機会の創出という「京都を元気にする3つのテーマ」を掲げ、企業の工場・工房や文化施設・大学や町家、寺社などを会場に「ほんまもんの京都」に触れることのできる協賛事業を展開予定。

 同事業について、同事務局は「当初は500件を目標として協賛を呼び掛けていたが、おかげさまで企業や団体などから700件を超える協賛を得ることができ、とてもうれしく思う。経済不況の今だからこそ京都が中心となり、京都から日本を元気にしていきたいという強い思いを、参加してくださる皆さんが持っていらっしゃると感じる」と話す。

 期間中、京都が長い歴史の中で培ってきた世界に誇る「知恵」と「力」の蓄積と未来へ向かう展望を、「ちくせき」「ちえぶくろ」「たくみ」「もてなし」「にぎわい」の5つのコンセプトで発信。それぞれのコンセプトに沿った事業を開催し、伝統工芸の体験教室や、寺院や神社の特別拝観などの事業、協賛店にガイドブックや風呂敷を持参することで特典や割引などがサービスを受けられるサービスも実施する。「来て、見て、体験していただいて、京都の魅力を存分に感じていただければ」とも。

 「よそよりも良いものをとか、どこかと競争してということではなく、京都が自発的にあらゆるものを発信し、日本をけん引する役割を担っていきたい。京都の人もまだ気づいていないような、京都に埋もれている知恵と力は財産ともいえるもの。府内外問わずぜひこの機会に『京都 知恵と力の博覧会』にお越しいただきたい」と意気込みをみせる。

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