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京都で現代アートと建築現場の「足場」がコラボ作品展示

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 京都新聞本社印刷工場跡(京都市中京区)で行われた「ARTISTS' FAIR KYOTO 2023」で現代アートと建築資材を使ったコラボレーション作品が展示された。

REMAさんと作品

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 作品は京都芸術大学出身のR E M A(レマ)さんが、自らの姿を砂の像に写し取った「FOREIGIN MATTER: 'Sand in woman teaser'」。作品を置くステージなどは仮設機材のレンタル事業を手がけるSUGIKO(横浜市)が提供し、組み立ては北梅組(大阪市)が行った。北梅組によると、搬入に半日、組み立てに1日半を要し、REMAさんによると作品を含めた総重量は8トンに迫るという。

 REMAさんは「70キロある像も建物用のジャッキで支えられると浮遊感があって、自分の作品ながらうっとり見ていられた」と話す。作業を担当した北梅組建築部の平井雅人さんは「建物や橋梁(きょうりょう)の現場とはまた違って、アイデアをどう形にするか考えるときが一番楽しかった。人の心を動かす仕事ができて嬉しいうれしい」笑顔を見せていた。

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