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京都で「Sony Park展」 ソニーの「今と昔」を2会場で体感する企画

京都新聞印刷工場跡に出現したソニーの巨大「ジャッカル」

京都新聞印刷工場跡に出現したソニーの巨大「ジャッカル」

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 「Sony Park展 KYOTO」が11月11日、京都新聞社印刷工場跡(中京区)とロームシアター(東山区)で始まった。

ロームシアターは「“My Story, My Sony” 特別展示」

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 銀座「ソニービル」地階で開催した「It's a Sony展」(2016年)、「Sony Park展」(2021年)のコンテンツを京都で同時に行う同企画。銀座の両企画はオンライン含め200万人の来場を記録した。現在同ビルは建て替え工事が行われ、2024年に完成する予定。

 同社社長の永野大輔さんは「銀座で開催するだけではもったいない」と、大阪や神戸、京都で会場を探していたという。インクの匂いや跡の残った迫力のある空間に魅力を感じて会場に決めたという。

 印刷工場跡では同社の6つの事業(ゲーム、音楽、映画、半導体、エレクトロニクス、ファイナンス)をテーマに、京都出身の岡崎体育さんらソニーミュージックのアーティスト6組とコラボした体験型のコンテンツを展開。

 ロームシアターでは同社創業から現在に至るソニー製品約800点を展示。初代「WALKMAN」や「VAIO(バイオ)」など代表的な製品を発売時期の順に並べる。メディア(記憶媒体)やゲーム機、犬型のロボット「アイボ」の変遷も一覧できる。銀座の展示では一つ一つの製品を懐かしみながらじっくり見る人が多かったという。

 永野さんは会場を分けた意図について、「過去の思い出や当時の空気感、今の世界を行き来してもらうため」と説明。「過去と今の自分を見つめ直すことで『明日から頑張れるぞ』と思えたり、新しい自分を見つけたりしてほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時(最終入場は30分前)。入場無料。今月23日まで。

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