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京都・元白川小学校の跡地利用で京都市と住友商事が基本協定を締結

竣工イメージ図

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 京都市は、住友商事(東京都中央区)と3月15日、元白川小学校(元粟田小学校)の跡地利用について基本協定を締結したと発表した。

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 同社の計画では地域交流施設やホテル、飲食店や物販など複合施設を跡地に建設。建築面積は約3100平方メートルで、建物は地上5階地下1階建てを予定する。

 開発のコンセプトは「地域との共存を重視し、文化事業とにぎわい事業を融合した文化複合施設」。ホテルには客室やロビーなどに京都の伝統工芸品を展示するほか「ギャラリーショップ」を設置し、伝統文化や工芸品の展示・販売を行う提案を行う。

 校庭は地域イベントに利用できる「コミュニティ・ガーデン」をとして再整備するほか、半野外空間「にぎわいデッキ」を設けて、屋内の自治活動スペースと一体利用を構想する。

 1月18日に発表された選定委員会の講評では、地域の共存や京都の伝統文化や伝統産業品の積極的な活用のほか、文化交流施設とにぎわい施設、地域施設のバランスの良さも評価された。

 今後、協定に基づき同社と京都市と地域住民の3者の事前協議会を設置し、事業家に向けた合意形成のための協議を行うという。

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