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京都水族館で「ほたるの夜」 約160匹展示、間近で観察も

展示されているゲンジボタル

展示されているゲンジボタル

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 京都水族館(京都市下京区観喜寺町、TEL 075-354-3130)で現在、「ほたるの夜」が開催されている。

展示に合わせて光るドリンクも販売

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 初夏の風物詩であるホタルを特集した同企画。「京の川」エリアでは4つの水槽に約160匹のホタルを展示する。普段見る機会の少ない昼間のホタルの姿が見られるほか、18時からはホタルが発光する様子を見ることができる。16時30分から18時の間は遮光のため、黒い布を掛けており、見ることができない。

 日中はホタルが光る理由や、ゲンジボタルとヘイケボタルの違いなどの生態について解説し、18時以降は「ホタルの光は人の魂に例えられた」といった文化的な側面を紹介する。

 今回はホタルをイメージした演出も用意。18時からはホタルの光に似せたランタンを持って館内を巡ることができるほか、「京の里山」エリアではホタルをイメージしたイルミネーションが点灯する。

 同館広報担当の蔵敷明子さんは「期間中は夜間営業をするので館内でゆっくりできる。都市部では見ることが難しくなったホタルを間近で見てもらえたら」と話す。

 期間中の土曜・日曜は、下村実館長による体験プログラム「ほたるがたり」(500円・要事前申し込み)や、オリジナル照明を作る「なりきりほたる」なども行われる。

 営業時間は10~20時。入館料は、一般=2,050円、大学・高校生=1,550円、小中学生=1,000円、幼児=600円ほか。7月9日まで。

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