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京都・夷川寺町でアクセサリー展-天然石の表情生かす

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 「id Gallery」(京都市中京区夷川通寺町西入南側、TEL 075-212-0075)で現在、「RYOKO KIMURA JEWELRY COLLECTION」が開催されている。

色鮮やかなサンゴを使った作品

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 銀と天然石を使ったアクセサリーを制作する木村良子さんの作品展。京都出身の木村さんは米オハイオ州のVirginia Marti Colleage of Artでジュエリーデザインを学び、東京で彫金の技術を身に付けた。親せきもアクセサリー作家で、子どものころから素材に触れる機会があったという。自分用に作っていたジュエリーを友人に作ってプレゼントすると喜ばれたり、「個展を開けばいいのに」という言葉をもらったりして作家としての道を進むことを決めた。

 天然の素材を一つ一つを丁寧に仕上げることを大切にしているという木村さん。特に素材の持つ表情を大切にするという。例えば、よく使う淡水パール。いびつな形や、表面がでこぼこしていて同じものが_2つとしてないのが魅力だという。「同じものは作れないので、形や素材の組み合わせなどで毎回新しい挑戦ができるのが、とても刺激的」と木村さん。途中で石が割れたことが、かえって納得いく作品になることもあるという。「複数の石を組み合わせたリングなど、細かな表現も得意になってきた。これからも自分の感性で好きなものを作り続けたい」とも。

 バロック真珠を使ったピアスを購入した女性は「この真珠が昔から好きで気に入った。ペンダントトップとして使おうと思っている」と顔をほころばせていた。

 開催時間は11時~19時(最終日は16時まで)。11月27日まで。

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