三条通・中京郵便局前に2月22日、バッグ専門店「エルベシャプリエ京都」（中京区三条通東同院東入ル、TEL 075－222－7227）がオープンした。

　同ブランドは、デザイナーであるエルベ・シャプリエさんが1976年に立ち上げたフランスのブランド。代表的である舟形トートを中心にデイパックやビジネスバッグなどの豊富な種類と色とサイズをそろえ、幅広い世代から支持を得ている。バッグ以外にもポーチやペンケースなどの小物類もある。

　代官山に続き2店舗目となる同店の店舗面積は19.5坪。代官山に同ブランドの直営店を運営するサニーサイドアップ（東京都港区）の関係者は、今回の京都店オープンについて「京都はパリの姉妹都市でもあり、歴史が息づいているところなどパリの環境と似ていた。関西地方で店をオープンするに当たり、京都が街としても人としても一番成熟されているように感じられたから」と話している。

　同店では、パリ店で取り扱う商品の約95パーセントを取り扱うという。同ブランドの定番は、ナイロン素材を使用した「N（エヌ）ライン」で、2色使いの定番舟形トート「1027N（エヌ）」（10,290円）や洋服などが入るラージサイズの舟形ショルダー「925N（エヌ）」（12,390円）など。同店の「一押し商品」である合成皮革素材を使用した「GP（ジーピー）ライン」の中でもA4サイズが入る「704GP（ジーピー）」（37,590円）が「特に人気」（同店）だという。色は春夏・秋冬の2シーズンごとに変わり、代官山店と京都店のみの限定色も。

　利用客の約8割が女性客で、20代後半から40代が多い。京都店では50代・60代の女性客の利用も少なくないという。今後の展開について小野店長は「細く長く続けて、皆様に愛されるような店にしたい。京都の老舗になれれば」と話している。営業時間は11時～20時。年中無休。

エルベシャプリエ公認サイト