ヘッドラインニュース
福寿園、京大・同志社大とともに粉末茶の新製造法を開発
(2007年03月16日)
日本茶の製造・販売を行う福寿園(木津川市山城町)は、京都大学工学部化学研究所先端ビームナノ化学センターと同志社大学工学部電子工学科とともに「粉末茶」の新製造法を開発した。同社は1790年創業の老舗で、サントリーとのコラボレーション商品「伊右衛門」でも知られる。
今回の開発は、京都の地場産業に大学の「シーズ(新技術・サービスなど)」を活用することを目的とした産学官の「京都府地域結集型共同研究事業」の一環として、京都大学と同志社大学が提案し、2004年から研究が始まった。
研究されたのは茶葉の「粉砕法」と「分級法」。従来の粉砕法は「圧縮粉砕」の「振動ボールミル法」だが、今回開発された、やわらかい合成樹脂をボールに用いた「遊星ボールミル法」を使用することにより茶葉・茎を摩擦粉砕し、「50度以下での粉砕が可能になり、緑茶が持つ甘み、香り、色が失われにくいという特徴がある。装置の洗浄も容易になり、衛生面も優れている。」(同社)という。粉砕した茶葉を大きさで分ける分級装置も開発され、「異なる細かさの『粉末茶』をブレンドすることによって好みのものを作ることができる」(同社)。
「粉末茶」は、粉砕した茶葉の総称で「抹茶」も広義の意味で「粉末茶」になる。「粉末茶」の市場は、5年間で50パーセント増加しており、同社は「茶殻」の問題などからも「粉末茶」の需要は増加すると予想するほか、海外での市場拡大も見込んでいる。今後は、「量産化と商品開発を検討している」(同社)という。
福寿園
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://karasuma.keizai.biz/headline/105/trackback.html
アーカイブ
劇団ヨーロッパ企画のユニット「イエティ」、元・立誠小学校で新作公演 京都を拠点に全国に活動の場を広げる劇団ヨーロッパ企画の劇団内ユニット「イエティ」が2月23日~27日、約1年ぶりの新作公…
京都の飲食店で滋賀県出身シェフが「近江米」メニュー、フレンチのおやつも 京都市内の飲食店3店舗で滋賀県出身のシェフが近江米を使ったメニューを提供する「ふるさとレシピキャンペーン」が2月15日か…
COCON烏丸で「フェスタ・デラ・ドンナ」-ミモザのワークショップなど 四条烏丸の商業施設「COCON烏丸」(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町)が3月8日の「女性の日」に合わせ、ミモザの花を…
京都の写真店でジャケット・シャツ貸し出しサービス-口コミでじわり広がる 写真店「フォトジェニック錦店」(京都市中京区錦小路通烏丸西入占出山町、TEL 075-213-0805)で証明写真の撮影…
京都の猫カフェで「アクティブにゃんこ撮影会」-「空飛ぶ猫」に挑戦も 京都の猫カフェ「京都ねこ会議」(京都市中京区御池通麩屋町西入ル御池大東町、TEL 075-212-0577)で2月22日…

