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「日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅」、一乗寺で出版記念イベント

トルコの「ジェゼリエ」

トルコの「ジェゼリエ」

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 恵文社のプロデュースする多目的スペース「COTTAGE」(京都市左京区一乗寺払殿町、TEL 075-706-2868)で6月6日、「THE PASTRY COLLECTION日本人が知らない世界の郷土菓子をめぐる旅」の出版記念トークイベントが行われる。

クロアチアのホストファミリーと

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 同書は京都出身の林周作さんが自転車でユーラシア大陸を横断しながら、世界の郷土菓子を食べ歩いて発行したフリーペーパー「THE PASTRY TIMES」の記録をまとめたもの。

 林さんは辻調理師学校のフランス・イタリア料理課程を修了後、京都のパン店で働く。知られていない各国の郷土菓子に興味を持ち、ヨーロッパを旅して回った。その後渡仏し菓子店で働く。そこから自転車で日本に帰ることを思いつき旅をスタート。行程550日、総距離は660キロで見つけた郷土菓子や、その土地での出会いをつづる。

 イベントでは、元広告批評の河尻亨一さんが聞き手となり、各地の思い出やエピソードを紹介。後半は大阪の和菓子店「高山堂」の竹本洋平さんとの対談を予定。日本と海外の郷土菓子の試食も行われる。

 「一年半の旅の中で見つけた各国に伝わる郷土菓子は日本では味わうことのできないものばかりで、新しい味に出会うたびに衝撃を受けた。この本を通して、その驚きや発見を伝え、多くの人々に興味を持ってもらえれば嬉しい。異国の甘味を味わいにお越しいただけたら」と林さん。

 開場は18時30分。開催時間は19時~21時。参加費2,000円(お菓子付き)。予約は同スペースホームページで受け付ける。

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