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京都・千本釈迦堂「大根だき」に多くの人出-大根5,000本を大鍋で

大鍋で炊かれた大根と揚げ

大鍋で炊かれた大根と揚げ

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 千本釈迦堂(大報恩寺)(京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町)で12月7日・8日、冬の恒例「大根(だいこ)だき」が行われている。

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 「大根だき」はお釈迦(しゃか)様が悟りを開いたとされる12月8日にちなみ行われる年中行事。厄除けや中風封じのご利益があるとされている。この日のために使用した大根は約5,000本。これを厚く切ったものを大鍋で炊き上げた。おわんによそわれた直径10センチはある大ぶりの大根に、甘く味付けされた揚げが添えられる。訪れた人は湯気を上げる大根や揚げをほお張った。

 大阪から来た70代の女性は「毎年夫婦で参加しているが、食べると体が温まって元気になれる。また来年も行けたら」と話していた。

 時間は10時~16時。1杯1,000円。持ち帰りを希望する場合はあらかじめ容器を持参のこと。

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