市比賣神社で「ひいなまつり」-ひな壇で「ひと雛」がひな人形実演

市比賣神社で3月3日、「ひいなまつり」が行われる。写真=以前の開催の様子

市比賣神社で3月3日、「ひいなまつり」が行われる。写真=以前の開催の様子

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 市比賣神社(京都市下京区河原町通五条下ル)で3月3日、「ひいなまつり」が行われる。

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 同神社は795年に創建され、5つの女神を祭ってあることから女人守護の神社として知られている。「ひいなまつり」は同神社に伝わる桃の節句の厄除けの行事で、30年ほど前から一般公開して行われるようになった。

 当日は大きなひな壇が設けられ、女びな、男びな、三人官女、五人ばやしなどの正装姿の人が「ひと雛(びな)」となり、ひな壇に上がることでひな人形を実演。五人ばやしの雅楽に合わせた三人官女の舞の披露や、「盤双六」「貝合わせ」などの平安貴族の遊びも披露する。参加者は小袿、狩衣などの時代装束を着て、ひな壇で記念撮影することができる。

 同神社職員の飛騨大富さんは「3月3日のひとときを『ひいなまつり』で過ごしてもらうことで、災いを払ってもらえれば」と話す。

 開催時間は13時~16時。参加費は1,000円(守り、茶付き)。

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