「世界水の日」で水にチップ-「TAP PROJECT」京都市内飲食店初参加

「TAP PROJECT」が、3月22日の「世界水の日」に合わせてスタートした。京都は今回初参加。

「TAP PROJECT」が、3月22日の「世界水の日」に合わせてスタートした。京都は今回初参加。

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 レストランなどで提供される無料の「水」や「お茶」に100円もしくはそれ以上の金額のチップを支払うことで、衛生環境の悪い地域に住む世界の子どもたちを支援する募金活動「TAP PROJECT」が、3月22日の「世界水の日」に合わせてスタートした。主催は日本ユニセフ協会(東京都港区)とhakuhodo+design project、博報堂(港区)の有志メンバー。

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 TAP PROJECTは、汚れた水と衛生環境が原因となって命を落としていく子どもたちを守るために2007年、ニューヨークでスタートしたもので、飲食店で出される無料の「水」や「お茶」に100円以上のチップを支払うことで、世界に5人に1人いるとされている、汚れた水しか飲むことができない環境で育っている子どもたちを支援することができる募金活動。昨年、東京エリア限定で実施された「TAP TOKYO」を今年は東京、名古屋、関西の3地域に拡大し、期間も昨年の3日間から1週間に伸ばして実施される。

 京都エリアの参加飲食店は、「京都ネーゼ」「osteria Bastille(オステリア・バスティーユ)」「オーバカナル京都」「スーホルムカフェ+ダイニング京都」「IYEMON SALON KYOTO」(以上、京都市中京区)など。

 今回この活動に参加する「オーバカナル京都」の高橋店長は「昨年参加した東京の店舗から話があり今回の参加を決めた。テーブルに置いているパンフレットを手にとってくださるお客さまには積極的に声をかけるようにしている。100円という手軽さもあってか、帰り際に『テーブルに置いておいたよ』と声をかけてくださるお客さまも多い」と話す。

 飲食店での募金活動は3月28日まで。

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