壬生の「根付」専門美術館で春の一般公開-若手作家の企画展も

根付専門美術館「京都 清宗根付館」で4月1日から、春の一般公開が始まる。写真=高木喜峰さんの作品「四股」

根付専門美術館「京都 清宗根付館」で4月1日から、春の一般公開が始まる。写真=高木喜峰さんの作品「四股」

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 根付専門美術館「京都 清宗根付館」(京都市中京区壬生賀陽御所町、TEL 075-802-7000)で4月1日から、春の一般公開が始まる。

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 春・夏・秋・冬と年4回の一般公開を行っている同館。7回目の一般公開となる今回は、同館の木下宗昭館長の根付コレクション約1,800点の中から、古典根付・現代根付合わせて約600点を展示する。

 同展では、若手作家・高木喜峰さんの作品を集めた企画展「高木喜峰展」も行う。高木喜峰さんは「卓越したアイデアと確かな技術で国内外に数多くのファンを持つ根付作家」(同館)。さまざまな素材とその感性から生み出される独特のユーモアとウィットに富んだ作品が魅力で、作品のタイトルにも「しゃれた謎かけ」を利かせている。同展では、象牙で作られた作品「胡蝶の夢」(サイズ=4.1×4.3×2.1センチ)や「四股」(同=6.1センチ×3.5センチ×1.5センチ)など約40点を展示。

 開館時間は10時~16時(4月18日は13時~、最終入館は15時30分まで)。入館料は、一般=1,200円、中学・高校生=600円。春の一般公開は4月30日まで。

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