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日本漢字能力検定協会が現在、「今年の漢字」を募集している。
「今年の漢字」はその年の世相を表す漢字を一般から募集して発表するもので、例年12月12日の「漢字の日」前後に清水寺で一番応募数が多かった漢字を発表して奉納する。応募は書店や図書館など全国1300カ所に設置した応募箱のほか、ウェブでも受け付けている。
清水寺にも応募箱を設置。12月2日には応募箱を前に、修学旅行生たちが「今年は何になるか予想しよっか!」と盛り上がっていたほか、着物姿の旅行客も「今年って何があったけ?」「難しいね」とペンを取るも、ぴったりの漢字が出てこない様子だった。
愛知県から旅行で訪れた中村貴英さんは「旅」、彩(ひかる)さんは「宗」の字を選んだ。「コロナ禍が少し収ってきて、その間を縫うようにようやく旅行ができてうれしい。京都は海外の人が多くて驚いた」と話す。
ウェブと清水寺の応募箱設置は12月5日まで。