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鴨川デルタの「巨大ショートケーキ」 8年間の歴史に幕

最終日にはケーキのオブジェを囲んでジャズの演奏も行われた

最終日にはケーキのオブジェを囲んでジャズの演奏も行われた

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 毎月22日に出町柳駅すぐの通称「鴨川デルタ」で出現していたショートケーキのオブジェの横でピクニックをする「Granewton Picnic!」が11月22日、8年の歴史に幕を閉じた。

「今日が最後と聞いて供養に来ました」と話す糺命さん

 2012年5月22日から始まった試みで、重光あやみさんがミュージックビデオ用に制作したショートケーキの大道具を捨てるのはもったいないと、カレンダーで15(イチゴ)が上に乗っていることから「ショートケーキの日」といわれる22日に鴨川デルタに運んで「ピクニック」をしたことがきっかけ。毎月22日にショートケーキを運び、ゴザを敷いて誰でも楽しめるピクニックを続けてきた。

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 最終日の11月22日はケーキと並んでジャズの演奏が披露されたほか、親子連れやカップル、犬と一緒に楽しむ人もの姿があった。「このケーキは何ですか。運んできたのですか」と初めて見た人が尋ねるなど、いつもと変わらない様子だった。

 最後のピクニックに参加した僧侶で占術師の糺命(きゅうめい)さんは「ショートケーキを運ぶのを手伝ったことを覚えている。ゆるくて雰囲気のいいコミュニティーができていたのがとてもよかった。何事にも終わりはあるし終わることは悪いことではない。今年は年回りとしては終わりにするにはいい年」と話す。

 重光さんは「コロナで大々的には『来て』と言いにくい状況ではあるけれど、遠方からも最後にたくさんの人が駆けつけてくれて本当に嬉しくうれしく思う」と笑顔を見せていた。

 同オブジェは12月31日まで、古書店の「エルカミノ」(上京区)で展示される。

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