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2021年今年の漢字の「金」の大書 漢字ミュージアムに到着

上段が2021年の「金」下段は左から2000年、2012年、2016年の「金」

上段が2021年の「金」下段は左から2000年、2012年、2016年の「金」

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 「漢検 漢字博物館・図書館」に(京都市東山区祇園町)に12月22日、2021年の「今年の漢字」の1位として発表された「金」の字が清水寺から到着した。

2020年の「密」は2階の展示室へ

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 大書は正面に飾られ、それまで飾られていた2020年の漢字「密」が2階の展示室に運ばれた。集まった関係者からは「すごくいい字」という声も。来年には額装もされる予定。

 2階の「今年の漢字展」では2部屋に渡って1995(平成7)年の「震」から2021(令和2)年の「密」まで、漢字の選ばれた理由や当時のニュースをまとめた新聞記事のパネルと共に展示。2000(平成12)年、2012(平成24)年、2016(平成28)年の「金」の字も見ることができる。

 同館広報担当者の塩見優子さんは「いずれの「『金」』も清水寺の森清範貫主が書いたものだが、楷書や草書などどれもおもむきが違う。『あのときはこうだったね』と思ってもらえるのでは。ぜひ実物を見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は9時30分~17時(当面の間平日は11時から。最終入館は16時30分)。入館料は大人=800円、大学生・高校生=500円、中学・小学生=300円ほか。「今年の漢字展」は来年2月13日まで。

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