ノンアルコールのカクテルドリンクを楽しむイベント「京都モクテルさんぽ」が5月29日・30日、京都市内で開催される。
ホテルカンラ京都をメイン会場に、Okaffe Kyoto、YUGEN、カモガワ アーツ&キッチン(以上下京区)、Hostel NINIROOM、「そ/s/KAWAHIGASHI」(以上左京区)の6施設が「オリジナル・モクテル」を提供する(Okaffe KyotoとYUGENはホテルカンラで提供)。
開催のきっかけは、「そ/s/KAWAHIGASHI」で5月3日に行われた飲食店向けのワークショップ「今さら聞けないモクテルのこと」。さまざまな素材を組み合わせてオリジナルカクテルを作る「ミクソロジスト」の堺部雄介さんが講師を務めた。開催後に集めた参加者からのリポートを振り返る中で、参加した店主らの「いつお客さんが戻ってくるのだろう」「早く学んだことをお客さんに還元したい」との思いから企画を立ち上げたという。
回遊型のイベントでは、印刷物を配布することも多いが、グーグルマップで店舗をマークすることで非接触にする。このほか各施設では、換気やアクリル板の設置などの感染防止対策を講じる。
「そ/s/KAWAHIGASHI」店長の波平龍一さんは「全国的に認知の低いモクテルだが、ジュースとは違う、さまざまな素材をたくさん使って作る、味と香りの複雑さを知ってもらえたら。京都の街はコンパクトで、回遊もしやすい。2回3回とイベントを続けて、『うちはもっといいモクテルが作れる』と刺激になって、京都のモクテルが盛り上がり、一つのモデルとなれば」と意気込む。
開催時間は施設により異なる。