京都のものづくりベンチャー、本格オープンへDIYも急ピッチ

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 梅小路公園そばの「ものづくり」をテーマにしたベンチャー企業「YOKOITO」(ヨコイト・下京区)で現在、ラボのDIYが進んでいる。

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 YOKOITOはこれまで、各地で技術系のイベントに参加するほか、今年8月から3Dプリンターを使ったスタンプ制作サービスをオンラインで行ってきた。しかしあくまでメーンはリアルな拠点を設けての活動と位置付ける。

 3Dプリンターのイベントで縁があり、現在の「KYOKA」に入居。同施設は、40年以上の歴史を持つ「京果会館」をリノベーションした建物で、DIYで内装なども変更ができる。同社では、11月中旬に予定しているイベントに合わせ、現在は壁や床の塗り替えや什器の選定などを急ピッチで進めている。

 同社の中島佑太郎さんは、なぜ京都にラボを置くのかについて、「確かに、パーツ等の発注が多いのは圧倒的に関東。当社は、ものづくりを共に進めるスタンスなので東京にこだわらなかった。むしろ先を見据えるのであれば、海外からの認知度の高いことや、伝統産業に従事している人や学生、特に芸大生が多いことを重視した」と理由を話す。

 内装を完成させた後は、3DプリンターやCNCフライスなどの工作機械を使って立体出力できるファブスペースや、ワークショップスペースとしても機能させる予定。

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