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京都に「帰ってきたウルトラマン」団時朗さん-若手俳優らにエール

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 「元・立誠小学校特設シアター」(京都市中京区宅訳詞河原町東入)で現在上映中の「蒼き天狗の夜に。」のアフターイベント「イケトーク」に7月25日、「帰ってきたウルトラマン」などで知られる俳優の団次郎さんが登場した。

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 同イベントは、同作に出演した俳優やプロデューサーの長江将史さんと、ゲストを招いて連日開催しているトークイベント。この日は、時光陸さん立花諒さん、木原勝利さん、長江さんが登壇した。

 映画の感想について聞かれると団さんは「難しいね。監督の頭を開いてみないと」とコメント。墓にてんぐの面を供えるシーンに触れて「明日に墓石頼んだけど、アレでもいいんだなー」と会場を沸かせた。

 高校卒業後、京都から東京に出て役者としてのキャリアを積んだ団さん。「京都は45年ぶり」だと話す。子ども時代に住んでいた長屋の近くにあった銭湯が、休みの日に白い幕を張って8ミリフィルムの上映会をしていたといい、チャップリンの映画をよく見ていたという原体験や、学生時代に今はなき映画会社「大映」で試写室につるされた白い幕の後ろからアフレコをする仕事をもらった思い出を披露した。

 「元祖イケメン俳優」として「ぜひとも」と出演をオファーした長江さん。「絶対負けなかった初代ウルトラマンが帰ってきたウルトラマンになってから、怪獣が強くなって冒頭10分ほどで負けてしまう。そんな厳しさが今の僕をつくっていると思っている」と語る。「環境が変わっていろいろなことが難しくなっていくことが逆にパワーになるし、それが人生の面白さ」と語った。団さんは「難しいけれども、京都のために、若い俳優さんのため、見に来てくださるお客さんのためにも頑張ってくださいね」とエールを送った。

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