ハート型チョコ饅頭-老舗京菓子店「甘春堂」がバレンタイン和菓子

「バレンタイン和菓子」が2月14日まで販売される。

「バレンタイン和菓子」が2月14日まで販売される。

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 慶応元年創業の老舗京菓子店「甘春堂」(京都市東山区川端通正面大橋角、TEL 075-561-4019)は今年も、「バレンタイン和菓子」を期間限定販売している。

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 同店では毎年、節分やひな祭り、クリスマスなど行事にあわせた和菓子を製造しており、「バレンタイン和菓子」は利用客や百貨店の要望により約10年前から販売を開始。干菓子などをハート型や紅白に色付けたバレンタイン和菓子は、「変わったものを求められている方、チョコレートに飽きた方が購入されている」(同店)という。 

 商品は、和三盆製の紅白のハートと青い鳥をかたどった干錦玉(砂糖と寒天を固め、乾燥させたもの)が入った「バレンタインハート青い鳥」(368円)、和三盆製の紅白のハートが16個入った人気商品「バレンタインハート」(525円)、花ひむろ(寒天と砂糖を煮詰めて固めたもの)とピンクと白のハート型の淡雪羹(寒天と砂糖に泡立てた卵白を固めたもの)を入れた「バレンタイン花ひむろ」(小=347円、大=735円)、黄味あんが入ったハート型の焼き饅頭・しほりをホワイトとブラックのチョコレートでコーティングした「ハート型『しほり』」(525円)、干菓子で出来た茶煎茶碗にハート型の淡雪羹と千代結びを入れた「バレンタイン『白寿焼』」(998円)など、全6種類。

 購入客層は若者から年配までと幅広く、特に30代~50代が多いという。同店関係者は「今後は若い人に購入していただけるように工夫していきたい」と話している。

 バレンタイン和菓子の販売場所は本店、東店、嵯峨野店の直営3店舗のほか、インターネット、一部の百貨店。各直営店の営業時間は9時~18時。販売は2月14日まで。

甘春堂

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