「アートを肴に酒を呑む」-室町のギャラリーでアーティスト招き開催

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 アンティークきものや(京都市中京区六角通室町西入)で4月26日、パーティーギャラリー「アートを肴(さかな)に酒を呑(の)む」が開催される。

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 パーティーは、イラストレータや建築家、造園家など約10人で構成される団体「AS2」が開催する。同団体の結成は、芸術文化の発信地として京都でアーティストの開拓や発信の手助けをしようと活動を開始したのがきっかけ。京都に縁のあるアーティストを選出し作品を展示する。ギャラリーではアーティストとともに作品を眺めながら酒を交わす。年4回シーズンごとに開催しており、今年で2年目。過去には美術商や大学教員、染色家、デザイナー、政治家、ミュージシャンなどさまざまな業種からの参加があったという。

 今回出品するアーティストは、黄文欣さん(台湾出身、CGアニメーション)、松田有加里さん(滋賀県出身、写真)、山中美幸さん(大阪府出身、家具)の3人。展示テーマは「白」。アーティストの一人の松田さんは「今回の作品は古いアパートの写真群。この写真や音楽などのフィルターを通して、誰かがほんのつかの間でも夢見る時間を過ごせるよう、自らが天(夢)と地(現実)の触媒みたいな存在でありたい」と話す。

 「普段アートに関わりのなかった人が、酒を交わしながらアーティストやアートと触れ合うことで気軽に生活に入れ楽しんでいくきっかけになれば」と同団体メンバーの山中コ~ジさん。「パーティーを演出するため、秘蔵酒やとっておきのお酒も紹介していきたい」とも。

 開催時間は12時~19時。参加費無料。

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