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京都で玉露のみ使用「瓶入り宇治茶」、5月下旬から府内飲食店で提供

「玉兎」を味わう西脇京都府知事と日本料理アカデミーの村田吉弘さん(左から3人目と4人目)

「玉兎」を味わう西脇京都府知事と日本料理アカデミーの村田吉弘さん(左から3人目と4人目)

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 京都府茶協同組合が1月22日、瓶入りの宇治茶ドリンク「玉兎(たまうさぎ)」をフォーシーズンズホテル京都(東山区)で発表した。

「玉兎」のオリジナル瓶デザイン

 急須を使って飲むお茶の消費量が低いこと、瓶入りのウーロン茶しか有料でお茶を提供できないこ店の声を受けて開発した同商品。食事中のノンアルコール飲料の需要が高いことなども背景に、同組合と京都府、日本料理アカデミーの3者が約3年間かけて商品化にこぎ着けた。

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 「特別な時間を提供する新しい宇治茶のかたち」を商品コンセプトに掲げ、宇治で19世紀前期に誕生したお茶の種類である玉露(ぎょくろ)のみを使う。ネーミングは玉露の「玉」と宇治の守り神となる神様をウサギが宇治まで道案内したという伝説にちなむ。

 内容量は200ミリリットルで、品質を守るためオリジナルデザインの遮光瓶を使う。価格は取扱店舗により異なるが、1,000円を切る想定をする。まずは年間7万2000本の売り上げを目指し、その後は国内外でお茶を有料で楽しむマーケットを伸ばし、年間20万本の販売を目標にするという。

 日本料理アカデミー理事長で日本料理店「菊乃井」の村田吉弘さんは「瓶に高級感があり内容がとてもよくインバウンドも含めきっと売れる。次の時代も宇治をお茶の一番の産地にしたい」と期待を寄せる。

 販売は5月下旬の予定。

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