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京都で「見えないものを見る」ダンスパフォーマンス公演

ドローイングの展示の中で行われるパフォーマンスの様子

ドローイングの展示の中で行われるパフォーマンスの様子

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 「ソーシャルキッチン」(京都市上京区相国寺門前町)で10月12日、ダンスパフォーマンス「THE CLEAR CREATURES」が上演された。

 「THE CLEAR CREATURES」は秋紀芳慧さんと栃本あずささんでつくるグループ「ayami yasuyho」の新作で、現在行われている「KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)」フリンジ企画の一環。

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 ダンスや音楽、美術の領域まで表現の手法を持つ同グループ。会場には、2人が手掛けた「一つ目の怪物のような生き物」やカラスなどのドローイング作品や、床にまで届く大きな木の枝を吊り下げ、床に石や木片を仮面などを展示した舞台を設置した。

 2人は白い衣装に白塗りで同ユニットが大事にしている、日常の動きを一度捨て去りその空間にあるものや、天から降ったもの、地から湧いたものを表現する「呼吸のダンス」も展開。呼応したり対峙したりする動きで「空間にある見えないもの」を表現した。

 栃本あずささんは「今日はデュオだったので、相手の呼吸やオーラを受け止めながらこの空間を信じてパフォーマンスができた」と振り返る。秋紀芳彗さんは「今までの公演の中でも一番作為的な動きを入れない『ピュア』な内容の構成にした。次の作品に取り組む上で必要なステップだと思っている」と次回作に向け意欲を見せる。

 同グループでは今後も「呼吸のダンスワークショップ」を定期開催していくという。

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