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京都国際マンガミュージアムで童画雑誌「カシコイ」展示 荒俣宏館長「マンモス級の大発見」

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 京都国際マンガミュージアムで12月1日、荒俣宏館長が手掛ける「大マンガラクタ館」で「戦前の童画雑誌『カシコイ』の世界」展示が始まった。

 1932(昭和7)年に精文館(東京都)で創刊した学年誌「カシコイ」の原画や付録を展示するほか、同誌に作品を掲載していた中島菊夫の漫画雑誌や単行本も展示する。

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 資料は、京都新聞の行司千絵さんが祖父・卯一さんが手掛けた同雑誌に興味を持ったことから発見したもの。雑誌は、童謡顧問に北原白秋や童話顧問に浜田広介、童画顧問に初山滋らが名を連ねていたことなどがわかっているが、資料が少なく廃刊時期は不明。荒俣宏館長はこの発見を「マンモス級の大発見」と表現している。

 同館学芸員の伊藤遊さんは「保存状態も非常によい状態で残っている。周辺資料も併せて調べると当時の子ども文化の市場や、まなざしが分かる貴重な資料になる。展示を見た人から『持っている』『読んだことがある』といった情報も集まるのでは」と次の展開への期待をにじませる。

 開館時間は10時~18時(入館は閉館30分前まで)。水曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は、大人=800円、中高生=300円、小学生=100円。3月31日まで。

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