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京都・若宮八幡宮で「鍾馗祭」準備着々 知名度向上目指す

非常勤講師の岡本正人さん(左)とプロジェクトメンバー

非常勤講師の岡本正人さん(左)とプロジェクトメンバー

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 若宮八幡宮(京都市東山区)で現在、11月10日の「鍾馗(しょうき)祭」に向け準備が進められている。

鍾馗みくじ

 「鬼を倒すほど強い」逸話から厄よけや守り神として京都の屋根に置かれる「鍾馗像(=鍾馗さん)」の京都造形芸術大学近代産業遺産アート再生プロジェクト「まか通」の調査から始まった同祭。

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 2013年には同プロジェクト卒業生の吉田瑞希さんが制作した約135センチメートルの鍾馗像をご神体とした「鍾馗神社」を若宮八幡宮(東山区)に建立。祭りはその翌年から「鍾馗さん」のを知ってもらうことや感謝を表すことを目的に始まった。

 「陶器神社」としても親しまれる若宮八幡宮では神事の後、神社周辺の5カ所の鍾馗像を巡る「巡行舞」や、本殿前で鍾馗伝説に基づいた「奉納舞」を行う。手ぬぐいや鍾馗さんの顔をデザインした陶板(以上1,000円)、お守り(500円)、おみくじ(1回100円)なども販売する。

 鍾馗祭のリーダーを務める伊藤練さんと太田桃香さんは「今年は進行の見直しや和太鼓サークルのお囃子演奏、旗の制製作や地域の人と共同で豚汁の店を出店するなど認知を高め、地域に根付いた祭りになるための準備を最後まで進めたい」と意気込む。

 初年度から祭りに関わる4回生の加藤緋奈さんは、「後輩たちが、子ども来てくれる祭りの仕掛けづくりを頑張ってくれているので子どもと一緒に大人も増えるのでは。今から楽しみにしている」と話す。

 現在、クラウドファンディングを通じ祭りに関わる費用の寄付を募るプロジェクトも進行している。御朱印帳などの返礼品(リターン)制作に携わる2回生の松川幸子(ゆきこ)さんは「クオリティの高いものを作って信頼を高めたい」とも。

 開催時間は、ワークショップ=11時~、巡行=13時~、奉納舞=14時50分ごろ。ワークショップ参加者はメールで受け付ける。クラウドファンディングでの支援者募集締め切りは11月11日。

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