みそポタージュ専門店「MISO POTA KYOTO高辻店」(京都市下京区高辻通新町西入堀之内町)で10月13日、白みそ作り体験が行われた。
伝統食であり健康食のみそをファストフードのように手軽に取り入れられるメニューを提供する同店。みそづくり体験のワークショップは初めてで、英語版も含めて今後定期的に開いていくという。
この日は店長の床美幸さんが大豆を炊いて参加者を迎えた。大豆の香りが立ちこめる中、「この香りだけでとても幸せな気持ちになれる」と床さん。
最初に塩と麹を混ぜ合わせ、炊きあがった大豆を潰し、2つをさらしの上で3人がかりで手で混ぜ合わせ、空気が入らないように気を付けながら容器に入れて完成。室温で発酵を進め、保管場所に次第で2週間~1カ月でみそが完成するという。
床さんは「2週間後に発酵進み方やかびていないか一度味をチェックして」とアドバイス。「正月までにはできあがっているので、手作りの白みその雑煮で良い年を迎えてほしい」と笑顔で締めくくった。
みそ作りを初めて経験したという新保房恵さんは「豆を潰す作業は力仕事だった。みそがこんな風に作られると知って驚いた。白みそが好きなのでできあがったらみそ汁にしたい。どんな味になるか楽しみ」と話していた。