祇園祭の後祭巡行が7月24日、行われた。
祇園祭は東京オリンピックの2年後の1966(昭和41)年から、「前祭(さきまつり)」と後祭が同時期に行われていたが、2014(平成26)年に分離し、かつての姿に戻した。
また、同年に大船鉾(おおふねほこ)が巡行に復活。これを受け、御神体を飾る居祭(いまつり)として参加している「鷹山(たかやま)」も巡行復帰への機運が高まり、2022年に巡行復帰を掲げ、準備を進めている。
この日、四条河原町の海外からの観光客らが大勢詰めかけ詰め掛け、北観音山が大きな音を立てて辻(つじ)回しをすると「おー」と声が上がったほか、黒主山が何度も山を差し上げて回転させる様子には盛んな拍手が送られた。