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錦で高校生が「桂ウリ」入った寒天販売-祇園祭「キュウリ断ち」とも関係

「桂ウリ」と桂ウリを使った寒天

「桂ウリ」と桂ウリを使った寒天

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 京都・錦市場の青果店「かね松」(京都市中京区錦小路通柳馬場西入中魚屋町、TEL 075-221-0088)の店頭で7月1日から、桂高校農業科の松田俊彦教諭が指導する「京の伝統野菜を守る研究班」が京都の伝統野菜「桂ウリ」入りの寒天を販売している。寒天の販売は今年で3年目。

「桂ウリ」入りの寒天

 「桂ウリ」は50センチ、重さが3キロほどの大型の実をつける白ウリの種類。果肉は厚く、詰まっているという。現在は、需要が減少したため、栽培農家は上桂にある1軒のみ。同研究班が農家と交渉を重ね種子を譲り受けた。メロンのような香りと歯触りがあり、甘みは少ない特徴がある。寒天のレシピはこうした特徴を生かし、同店と協力しながら作ったという。

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 祇園祭が行われる7月中、八坂神社の紋とキュウリの断面が似ていることからキュウリを口にしない「キュウリ断ち」の風習があり、この期間、キュウリの代わりとして桂ウリが食べられていたとも言われる。こうした京都の文化も同時にポスターやアンケートを使って紹介している。

 「活動を通じて多くの人に桂ウリについて知ってもらえたら。直接お客さんの反応も見られるのでとてもいい機会」と同研究班の大賀貴美子さん。

 寒天は土曜・日曜・祝日の11時~16時に販売する。1つ200円。7月31日まで。

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