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京都のNGOが被災地の声届ける-阪神の教訓生かし地域と復興目指す

活動の報告を行った折居さん

活動の報告を行った折居さん

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 京都に本拠地を置く日本国際民間協力会(NICCO)で被災地での活動を行っていた折居徳正さんがいったん帰任し、3月25日に活動の報告会を行った。

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 同NGOは、震災発生から10分後にイラク難民支援で協力関係にあり、宮城県名取市に拠点を置くNPO法人「地球のステージ」と協力して支援活動を行う事を決定。13日には折居さんを含む3人が現地入りした。宮城県名取市・岩沼市、岩手県陸前高田市で医師1人、看護師5人の体勢で保健医療や避難所の生活改善の支援を中心に行った。

 今回の活動では阪神・淡路大震災をきっかけに組織されたDisaster Medical Assistance Team(通称DMAT=ディーマット)と呼ばれる災害時に備えてトレーニングを受けた医療チームが真っ先に医療支援を行う事ができたという。「阪神の時は、無料での医療行為が地域の病院の経営に影響を与えた問題もあった。今後は地域医療に根ざしながら復旧していくことが重要」と折居さん。

 同NGOでは現在、募金を受け付けている。口座はサイトで確認できる。

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