京都・菅大臣神社で伝説の「飛梅」が満開に

「飛梅伝説」の残る「飛梅」

「飛梅伝説」の残る「飛梅」

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 京都の中心部にも近い「菅大臣(かんだいじん)神社」(京都市仏光寺通新町西入菅大臣町)で3月24日現在、「飛梅伝説」の「飛梅」が満開となっている。

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 菅原道真を祭る同神社。この地には道真公の邸宅があったとされ、道真公の生誕の地とも伝えられる。境内には道真公が愛したという梅が植えられており、季節によって異なる梅が見頃となる。

 道真公が九州の大宰府に流されることになり、その出発の際、庭の梅の花を見て「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」という歌を詠んだ。その後、道真公を慕った梅は一夜にして九州の大宰府に飛んだという。その飛梅として大事にされてきたのが本殿の前にある鳥居のそばに植えられた紅梅。この日の飛梅は雲の合間からのぞく日差しを浴びながら春の訪れを力強く告げていた。

 時間は9時~17時。境内は自由に参拝できる。

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