ハートマークを持つキリンの愛称決定-京都市動物園で

7月に生まれたアミメキリンの音羽(おとわ)も左後脚外側にハートマークを持つ

7月に生まれたアミメキリンの音羽(おとわ)も左後脚外側にハートマークを持つ

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 京都市動物園(京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内、TEL 075-771-0210)は8月23日、新たに生まれたアミメキリンの命名式を行った。音羽山にちなみ「音羽(おとわ)」と命名された。

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 同園では7月11日にアミメキリンの赤ちゃんが誕生。身長約2メートル、体重110キログラムの雌で、愛称を募集していた。同園ではこれまで生まれてきたすべてのキリンに対して「山のように高く、大きく育つように」という願いを込めて、「船岡」「竜王」など京都市内の山に関係した名前を付けてきた。今回生まれたアミメキリンの赤ちゃんにも「京都市内の山にちなんだ名前」という条件で一般公募し、973通の応募があった。そのうち80通の応募があった「音羽」に名前が決まった。

 同園の高木直子さんは「おとなしいが、しんはしっかりしている性格が名前と合っている」と話す。母親の「未来」は右後脚内側にハートマークの模様を持ち、来園客からは「幸せを呼ぶハートマーク」と親しまれてきた。音羽も左後脚外側にハートマークを持ち話題になっている。

 同園企画係長の坂本英房さんは「今までは様子を見ながら妊娠や出産の情報を公開してきたが、前回の竜王の出産のときから情報をすぐに来園者へ共有している。一緒に喜び悲しめるような動物園と来園客とのコミュニケーションがとれれば」と話す。

 同園は新たな都市型動物園へのリニューアルを目指し、「京都市動物園構想」の意見をホームページ上で募集している。応募期間は9月28日まで。

 開園時間は3月~11月の期間=9時~17時、12月~2月の期間=9時~16時30分。月曜休園。

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