京大西部講堂の「ボロフェスタ」、今年は市内の複数会場で開催

写真=「livehouse nano」でのライブの様子

写真=「livehouse nano」でのライブの様子

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 京都のインディーズバンドが中心となり企画された音楽フェス「ボロフェスタ」が10月6日から、京都市内のライブハウスやクラブなどを会場に開催されている。

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 ボロフェスタは2002年から京都大学西部講堂で開催されてきた音楽祭で、今回で8回目の開催。主催者の一人、ゆーきゃんさんは「今回、西部講堂では開催されないが、来場者にはやはりボロフェスタだったと言ってもらっている」と話す。会場を複数設けることで街中を巻き込む雰囲気を出した。これまで3日間であった開催日も8日間に拡大した。

 「音楽と人をつなぐ」と「音楽で人をつなぐ」が2002年の開催当初からのコンセプト。来場者には自分の知らなかった良い音楽を発見してもらい、来場者とスタッフで一緒にフェスを盛り上げている。スタッフは全員がボランティアであり、「誰よりも同フェスを楽しむように」と主催者に言われるという。

 6日~10日の会場は「livehouse nano」(京都市中京区押小路通西洞院東入ル)。10日には「borofesta’08 meets mogran’bar」と題し、同店で定期的にDJイベントを行っている「mogran’bar」のDJがプレーを行う。入場無料。要1ドリンクオーダー。

 そのほか、各会場に多くのアーティストが出演。鴨川特設ステージには12日の最後に月下美人、13日の最後に長谷川健一さんが登場する。「京都の良い音楽を知ってほしい。京都の音楽シーンに紹介したいアーティストを呼んだ」(ゆーきゃんさん)という。

 最終日の13日にはCLUB METRO(左京区川端丸太町下ル)、cafe etw(川端通り丸太町下ル)、鴨川河川敷の3会場で同時にライブ演奏が行われる。鴨川河川敷ではドッジボール大会などのイベントも行われる。ゆーきゃんさんは「参加者が音楽を『聴かされる』イベントにしたくなかった。音楽を楽しんでもらい、音楽に派生して遊んでもらえれば」と期待する。

 料金は、11日・12日=前売り2,500円・当日3,000、13日=前売り3,000円・当日3,500円。cafe etw、鴨川は入場無料。

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