アミューズ、京都で公募型アートイベント-若手作家の登竜門に

写真=グランプリの村林由貴さんの作品

写真=グランプリの村林由貴さんの作品

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 サザンオールスターズ、福山雅治さんなどの芸能マネジメントなどを手掛けるアミューズ(東京都渋谷区)は10月4日・5日、京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)で「AMUSE ART JAM 2008 in Kyoto」を開催した。

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 今回で7回目の開催となる「AMUSE ART JAM」は新人の発掘を兼ねて年1回、京都で開催されている公募系アートイベント。2日間で約5500人が来場した。第6回までの応募作品総数は5,000通以上、総来場者数は7万人を越える。今回も862通の作品応募があり、1次審査を通過した81組の若手アーティストの作品が展示された。参加アーティストは20~40代と幅広い。

 東京・恵比寿のアートショップ「NADiff A/P/A/R/T(ナディッフ・アパート)」内のアートギャラリー「Art Jam Contemporary(アートジャムコンテンポラリー)」で11月上旬に優秀作品の展示会開催も予定するなど、若手アーティストに発表の場を与える「AMUSE ART JAM」は、新人登竜門として注目を集めている。

 展示期間中に最終選考が行われ、審査員による各賞や来場者の投票による作品などが選ばれた。グランプリには、村林由貴さんが選ばれた。文化に伝統がある京都での開催は海外からも注目され、アートに対する来場者の関心も高いという。同イベントの事務局スタッフは京都造形芸術大学の学生が務め、応募者との連絡や会場設営、運営などを行った。

 アミューズアート事業室の藪下貴成さんは「京都に根付くようなイベント実施や若手アーティストの発見ができれば」と話す。

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