京都市営地下鉄は8月20日、烏丸線と東西線の両方で金曜の営業時間を繰り下げると発表した。
現行の烏丸線のダイヤでは、上りは竹田駅を23時40分に発車。京都駅や四条駅は23時台で営業を終了していた。下りも国際会館を23時39分に発車。四条駅では23時57分、京都駅では24時1分が最終となっていた。終電の利用が多い金曜に増便することで利便性向上を図る。
新ダイヤでは上下線ともに1本増やし、終電を30分繰り下げる。烏丸線と東西線の接続となる烏丸御池駅では、全方向の列車に乗り継ぎができる「シンデレラクロス」を継続。新ダイヤにより、大阪方面からだと最大で40分遅い電車でも地下鉄へ乗り継げるようになるという。開始は10月2日で、お盆や年末年始の期間を除き平日・祝日を問わず行う。3年をめどに利用状況を検証し、それ以降の運用を検討する。
現在、増発ダイヤの愛称も募集しており、入賞作品には記念品を贈る。応募受け付けは9月7日まで。