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四条烏丸の眼鏡店でインドネシアの伝統楽器「アンクルン」コンサート

演奏の様子

演奏の様子

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 「メガネの三城 四条烏丸店」(京都市下京区四条通高倉西入立売町、075-211-8272)で12月22日、音楽イベントが行われた。

演奏後、笑顔で集合写真

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 「クラブシーンで頑張っている若手に、人通りの多いこの場所で多くの人に聞いて励みにしてもらいたい」と始まった同イベント。10月はゲリラ的に開催したが、今回はジャンルを問わず、パフォーマーを募った。

 22日には、京都大学に通うインドネシア出身の留学生が中心のグループが伝統楽器「アンクルン」を使った演奏を行った。アンクルンは竹を組み合わせて作られた楽器で、竹筒を枠にぶつけることで音を出す。ハンドベルのように、1つのアンクルンが1つの音を出す。眼鏡を選びに来ていた人や、四条通で買い物をしていた人もしばし足を止め、アンクルンのやわらかい音色に耳を傾けていた。

 演奏を行ったスマトラ島出身のシンディーさんは「アンクルンは、伝統的なインドネシアの楽器で、学校でも習う。こうした機会に興味を持ってもらえたら嬉しい」と話していた。同店スタッフで参加を呼び掛けたインドネシア出身のウィリーさんは「以前のイベントでバリ舞踊を日本人が披露しているのを見て、本物のインドネシア人が何かやろうよ、と皆を集めた」と明かす。

 店長の後藤さんは「地元に楽しい話題が提供できたらいいと思っている。今後も面白い取り組みを続けるのでぜひ注目してもらいたい」と啓太店長。

 24日は13時から18時まで演奏のほか、ライブペインティングなども行われる。

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