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京都で和菓子ワークショップ定期開催へ-老舗「老松」で修業した女性職人が開講

錦玉羹(きんぎょくかん)を使った和菓子の例

錦玉羹(きんぎょくかん)を使った和菓子の例

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 京都市内のカフェなどで行われている青山洋子さんの和菓子ワークショップが、定期開催されることになった。青山さんは京都の老舗和菓子店「老松」で修業を積み、「青洋」として独立。あつらえ菓子の注文を受けたり、ワークショップを開いたりして活動している。

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 9月2日に行われる「ソングバードカフェ」(京都市中京区)では「錦玉羹(きんぎょくかん)」を使ったワークショップを行う。「こなし」と呼ばれる生地で中に入れるパーツを作り、2層の錦玉羹で涼しさを演出する。同30日に「UNITE」(東山区)で開く回では菊の和菓子を作る。色粉を使い、それぞれ好きな色を作ってオリジナルの菊作りに挑戦する予定だという。

 ワークショップの回によって、テーマなどの構成を変える。和菓子のテーマや素材選びは、季節感が出るように気を付けているという。「もともと和菓子は、その時の茶会のテーマや器に合わせて作られてきたので創造の自由度が高い。参加する方にもイメージを膨らませて作ってもらえるように工夫している」と青山さん。

 「和菓子を作る機会は少ないからか、『和菓子はどうやって作るのですか』とよく質問を受ける。『実際に自分で作ってみて和菓子の世界に興味を持つようになりました』と言われることも。ワークショップに参加することで和菓子が身近に感じるようになれば」とも。

 イベントの詳細は、青山さんのホームページで順次公開される。

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